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サイドビジネスと資産運用の鬼サイトトップ > 株式投資   >> 超長期投資の真髄
株式投資の勉強を始めると、
どうしてもマネー雑誌などで
大きく取り上げられた銘柄などに
目が行ってしまう。


「この夏、稼げる銘柄20選」
「来期好業績の15銘柄先取り狙い撃ち」
「出遅れ好業績銘柄30」
などなど。


表紙の魅力的なコピーに誘われて
ついそうした雑誌を手にとってしまう方が
多いのではないだろうか。
私もかつてはそうだった。


こうした雑誌の中身の記事は、
「お金に関する商品を売り込むプロ」
の考え方や論理を、
文章のプロが幾度の校正を繰り返し、
出来上がった記事なので、
理論的且つ明確で、説得力がある。


既に何万人の人が
同じ記事を読んでいるのに、
まるで自分だけに語りかけられた
内容のように思えてしまい、
更に、あたかも自分だけが
貴重な情報を入手したような錯覚に陥り、
「よし、この株買って儲けるぞ!」
という爽やかな高揚感が沸いてくる。


こうした記事の大半は、
きちんとした調査と研究を
ベースに書かれており、
決して内容にウソはないが、
このような雑誌や本で紹介された銘柄を、
そのまま買っても、
殆ど儲からないのが実情だ。


株式投資の経験が豊富な人は、
こうした雑誌は読まない。
これから自分が買おうとする銘柄は、
自分で調査して納得したものしか
買わないというのが、彼らの常識だ。


また、どんなに権威ある人のアドバイスでも、
所詮は「他人の助言」。


彼らは、たとえその記事の読者が損をしても、
困らない人達だという事、


そして、その雑誌を販売する会社の目的は、
読者を儲けさせる事ではなく、
その雑誌を一部でも多く売ることだという、
あたりまえの事実を、忘れてはいけない。


特に私が想定している
このメルマガの読者の皆さんは、
一攫千金を狙う山師ではなく、
自分と家族の将来を守るための資産を
残そうと思い勉強している人達だから、
そうしたマネー雑誌や世間の派手な広告は
参考程度に眺めることに留めよう。


そして何より、
「きちんと勉強するぞ!」
という気概を持とう。


「勉強。勉強。勉強。勉強のみ、よく奇跡を生む」


私の部屋に貼ってある、
武者小路実篤先生の言葉だ。


株式投資における勉強は、
まずは2つの公式を理解し、
受け入れることから始まる。


「公式」と言いうか、
数年前に世間を騒がせた怪しい宗教ではないが、
「定説」だ。


この2つ定説はそのまま飲み込むこと。
決して疑わないこと。


疑っても良いが、
その真偽を確かめるために貴重な時間を割くのは
非常に勿体ないことだ。


<公式1>
資本主義(市場主義)経済は成長し続ける

<公式2>
真の優良企業の株価は、長い目でみれば、業績に連動する


私が実践している超長期投資においては、
各企業の直近の業績は殆ど無視だ。


誤解しないでほしいのは
無視するのはあくまで「直近の」業績だ。
「中長期期の業績」については、
膨大な時間とお金と労力を掛けて勉強する。


私は、最近世間を騒がせているサブプライム問題や、
原油を始めとする資源高によるインフレ懸念、
その結果としての米国経済の停滞懸念からのドル安、
ひいては世界経済の失速についても、
経済ニュースとしては興味があるので、
きちんと目を通すが、


これらのニュースは、
どれも自分が保有する株式の売買とは
無関係な話題。


20年、30年というサイクルで経済を見れば、
今この瞬間世界で起きている
経済の諸問題はどれも、
「まあ、そんな事もあるさ」
という程度のイベントだ。


仮にこうした経済の日々の激しい動きを、
サラリーマンの私が本業の側らに
必死になって追いかけたところで、


世界経済の波に機動的に
乗って儲けることなど、
所詮は無理な話。


こうした経済の動き(特に負の動き)を、
私のような素人が克服する唯一の方法は、
「時間」を味方につけること。
それしかない。


「時間」というツールを使って、
上の2つの定説に従うという方法をとるわけだ。


まず、資本主義経済は、
基本的に成長し続けるものだ。
このブログは資産運用の話だが、
経済や優良企業の成長について理解するには、
それなりに深い歴史観のようなものが不可欠だ。


以下、非常に簡単だが説明を試みる。


歴史を振り返ると、
人類はこれまで不断の努力と苦悩を重ね、
技術革新に取組んできた。


これは人間という生き物の本能として、
より安全で快適に暮らしたいという欲求が、
形になったものだ。


狩で獲物を捕まえるのも、
作物を作るのも、洪水を防ぐために土盛をするのも、
どれも人間の「生存の欲求」に根ざす行為。


一度生きるために必要な物資を得ることができれば、
次はそれらを如何にして容易に入手し、
保全するか、という事を考える生き物が、人間だ。


こうして人類はこれまで、
不断の努力と尽きることのない向上心で
技術を革新し、生産性を向上させ、
それに併せて経済も拡大し続けてきた。
今日の世の中はその結果です。


この人間が本来持っている「向上心」が尽きない限り、
経済は必ず成長する。


この経済の成長と同じ理屈で語ることが出来るものが、
優良企業の株価指数だ。
「企業」は、人間の向上心に基づく生産活動が
最も強力に発揮される組織だ。


「株式会社」が人類最大の発明と言われる所以は、
ここにある。


もちろん、世の中に存在する株式会社のすべてが、
このような理念に基づいて
成長し続けているわけではない。


私は世の中の多くの企業の中から、
「永遠に成長し続ける」とも思える優良企業を選び、
投資している。


実際には「永遠」なんて有り得ないが、
少なくとも今後100年は世の中から必要とされ、
人類の発展に寄与し続けるであろう企業だ。


これから何度も申し上げると思うが、
優良企業の株価というものは、
長い目でみれば(←これ、大事)、
必ず業績に連動して株価が上がっていく。


超優良企業を見つけて、
今すぐその株式を購入し、長期で保有し続ける。
そして、その株が業績に連動して上がるのを待つ。


株価が買値を下回ったらどうするか?
答えは「放っておく」。


私が買った企業の株は、
上がり下がりを繰り返しながら、
長いスパンで見れば上がっていく株だ。
多分(笑)。


株式投資で資産を築く方法は、
本当にシンプルだ。


いま私が紹介した、この超長期投資だが、
株を少し知っている人なら、
「それは塩漬けじゃないか!」
と思うだろう。


購入した株の株価が、
購入金額を下回ったまま停滞し、
株を売るに売れない状態のことを、
「塩漬け」という。


なるほどこれを「塩漬け」と言われても反論はしないが、
そもそも「塩漬け」という言葉自体、
きちんとした定義はない。


超長期投資においては、
20年30年は売らない訳だから、
この投資方法においては、
塩漬けなどという概念は、
気にしなくて良。


ただし、
長期投資の資金を稼ぐための短期投資
あるいは投機においては、
長期の資金停滞は、やってはいけない事だ。
「投資目的」と「やって良いことor悪いこと」
はきちんと区別しよう。


次回は、超優良企業とはどのような企業を言うのか。
という事を説明した上で、
前回メールの予告どおり、
私が超長期投資の対象にしている6社と、
これから対象に加えようとしている3社の
銘柄を紹介する。


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montapurou at 15:56 │Comments(0)TrackBack(0)clip!株式投資 

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